調査:WCNサーバー毎のファイル差分調査手順
01.ファイルサーバー01(マスターサーバー)のファイル一覧作成
【バッチファイル】
・CドライブにTEMPフォルダを作成し、その中にバッチファイルを保管し、
バッチファイルの実行により出力されるファイル一覧のtxtファイルも保管する
・サーバー上のファイル数が数百万ファイル存在するので、作成されるファイルのサイズが大きくなり
2次加工やファイル比較に時間がかかるので、上位フォルダ毎のファイルに分ける
・一時ファイル(~$で始まるファイル)、Thumbs.dbを一覧から除外する
・出力するファイル名は「フォルダ名+サーバー名(FS01)」を指定する事で比較する際に確認しやすくする
・このバッチをバックアップサーバー上で実行する為(理由はお客様環境の都合)、
マスターサーバーへネットワークドライブの割り当て(Zドライブ)で接続する
-- 以下バッチ例 ----------------------------------------
ECHO OFF
net use Z: \\192.168.1.199\d$ /user:AD\Administrator xxxxxxxx ← ネットワークドライブ割り当て、ユーザー&パスワード指定が必要
dir /b /s /a:-D "Z:\00.共有フォルダ\01" | findstr /v "~$* Thumbs.db" > "C:\TEMP\01_FS01.txt"
dir /b /s /a:-D "Z:\00.共有フォルダ\02" | findstr /v "~$* Thumbs.db" > "C:\TEMP\02_FS01.txt"
dir /b /s /a:-D "Z:\00.共有フォルダ\03" | findstr /v "~$* Thumbs.db" > "C:\TEMP\03_FS01.txt"
…
…
dir /b /s /a:-D "Z:\00.共有フォルダ\99" | findstr /v "~$* Thumbs.db" > "C:\TEMP\99_FS01.txt"
net use Z: /delete ← ネットワークドライブ開放
EXIT
02.ファイルサーバー02(バックアップサーバー)のファイル一覧作成
【バッチファイル】
・CドライブにTEMPフォルダを作成し、その中にバッチファイルを保管し、
バッチファイルの実行により出力されるファイル一覧のtxtファイルも保管する
・サーバー上のファイル数が数百万ファイル存在するので、作成されるファイルのサイズが大きくなり
2次加工やファイル比較に時間がかかるので、上位フォルダ毎のファイルに分ける
・一時ファイル(~$で始まるファイル)、Thumbs.dbを一覧から除外する
・出力するファイル名は「フォルダ名+サーバー名(FS03)」を指定する事で比較する際に確認しやすくする
-- 以下バッチ例 ----------------------------------------
ECHO OFF
dir /b /s /a:-D "D:\00.共有フォルダ\01" | findstr /v "~$* Thumbs.db" > "C:\TEMP\01_FS03.txt"
dir /b /s /a:-D "D:\00.共有フォルダ\02" | findstr /v "~$* Thumbs.db" > "C:\TEMP\02_FS03.txt"
dir /b /s /a:-D "D:\00.共有フォルダ\03" | findstr /v "~$* Thumbs.db" > "C:\TEMP\03_FS03.txt"
…
…
dir /b /s /a:-D "D:\00.共有フォルダ\99" | findstr /v "~$* Thumbs.db" > "C:\TEMP\99_FS03.txt"
EXIT
03.ファイルサーバー01(マスターサーバー)のファイル一覧編集
【xx_FS01.txtの編集】
ファイル一覧txtをメモ帳で開いて、ファイル比較の際に邪魔になる為に事前にドライブ文字(Z:¥)の削除を行う
04.ファイルサーバー02(バックアップサーバー)のファイル一覧編集
【xx_FS03.txtの編集】
ファイル一覧txtをメモ帳で開いて、ファイル比較の際に邪魔になる為に事前にドライブ文字(D:¥)の削除を行う
05.Windiffを利用してファイル一覧を比較
【Windiff】
2つのファイルを比較して違いを探すツールです
比較するファイルを「File -> Compare Files...」で指定する
1つ目のファイルを選択する
2つ目のファイルを選択する
下の画面は比較結果が同じ(ファイルに差が無い)場合の画面
下の画面は比較結果に差がある場合の画面
画面右上の「Expand」ボタンを押す事で詳細画面へ遷移する
下記の場合は1つ目のファイルにのみ存在する行がある場合で対象の行が黄色で表示されている
下記の場合は2つ目のファイルにのみ存在する行がある場合で対象の行が赤色で表示されている