Robocopyをバックアップ用途に利用した際のファイルのセキュリティ情報の反映(ローカルユーザー情報)(2024年06月09日)
Robocopyをバックアップ用途に利用した際のファイルのセキュリティ情報の反映(ローカルユーザー情報)(2024年06月09日)
【懸念点】
・Robocopyを利用してセキュリティ情報を反映させてコピーする事ができるようになったが、ローカルユーザーの情報を持ったファイルをコピーするとコピー先に存在しないSIDなのでユーザー名には変換されない
・ファイルサーバーをワークグループで運用をしているお客様環境の場合はコピー先のファイルにアクセスできない事態が発生する
【検証】
(24-06-09)複数ファイルサーバー間でコピーされたファイルのローカルユーザーのSIDをコピー先のローカルユーザーへ変更(SubInAcl).xlsx
【検証結果】
1.ファイルサーバーがワークグループ運用の場合で2台以上のサーバー間でRobocopyでセキュリティ情報を反映してバックアップしている場合、マスターサーバーで障害が発生した場合はバックアップサーバーでSIDをローカルユーザーに手動で変換(バッチ化は可能)する必要がある
2.マスターサーバー障害発生時等に管理者に手間がかからないのでファイルサーバーはドメイン環境での運用がおススメだとあらためて確認した