株式会社南雲製作所様の事例を公開させていただく事となりました。是非ご覧下さい。
【お客様の物理サーバー運用の問題が発生】
・HPEの物理サーバーのiLOへブラウザからアクセスできない問題が発生
・ゲストサーバーのサービスは基本的に10分以上は停止できないと考えられる
・お客様からHPEに問い合わせをいただくとハードウェア障害であるか確認の為に、サーバーをシャットダウンして放電等を行う必要があるとの事
・仮にハードウェア障害が確定した場合に保守契約が平日契約である為に、土日や夜間での対応は別途16万円以上の追加費用が発生するとの事
【物理サーバーの障害の確認と障害確定時の部品交換の為にサーバーを止められる状態にする必要性】
・お客様のサーバー環境は2台以上の物理サーバーで構成され、Hyper-Vレプリカによりサーバー障害の対策が取られている
・レプリカ先でサーバーサービスが継続できれば問題の物理サーバーは平日の日中に検証及び修理が可能となる
【私共のサーバーハードウェアに対する疑問点】
そもそもハードウェア障害による社内へのサーバーサービスを止めない為にiLOの機能があると思うのだが、その機能の正常性を確認する為にサーバーサービスを止めないといけない状況はどうなんだ???
【検証】
よろず屋の2台の物理サーバーのHyper-Vレプリカ環境でフェールオーバーの機能を利用して、仮想サーバーが別な物理サーバー(Hyper-Vレプリカ先の物理サーバー)で動作させる事が可能か確認する
【検証結果】
もの凄く簡単!誰でもできる! 手順は画像にて
【感想】
クラスタ環境を利用しサーバーサービスを停止する事が無い環境が理想だと思うが、数分程度の停止が許される場合はHyper-Vレプリカ環境で十分だと思う、費用面でも大きく異なるのでHyper-Vレプリカはかなりお薦めできる構成であると思う